心のホコリを掃除する5つの手順



落ち込んでいるときは、何もやる気が起きなくなりますよね。

家の事も手につかなくなって、だんだん部屋の中は荒れてきます。

そうなってしまうともう悪循環。汚い部屋に帰っても疲れは取れないし、気分が上向くわけではありません。

『心のホコリを掃除する』なんてタイトルにしましたが、普通に掃除のお話です。


面倒くさい掃除をちょっと捗らせる5つのコツをお伝えします。


1.音楽をかける


ipodなどの持ち運びのできるプレーヤーで、イヤホンを使いましょう。

周囲の雑音が消え、目の前の作業に集中できます。

かける曲は好きなアーティストのもので構いませんが、歌詞のあるものがいいでしょう。

クリエイティブな作業をする場合は歌詞が無い方が集中できますが、掃除はやることを決めてしまえば後は単純作業なので、あまり考える必要がありません。

頭の中を空っぽに出来る単純作業はストレス解消になります。

音楽を聴きながらの作業は、気分を高めてくれるだけではなく、頭の中の掃除にも効果があります。


2.掃除道具を買ってみる


気持ちのスイッチを入れるには形から入るのが効果的です。

ですが、何も高いものを買う必要はありません。

100均などでも構わないのですが、今は便利で面白い掃除グッズがたくさん売られています。

高い掃除道具を買って満足してしまうより、使い捨てにしても構わないような面白グッズを試してみる方が楽しいでしょう。

掃除をすると意気込むよりも、新しく買ったおもちゃで遊んでみようというくらいの感覚がいいかもしれません。


3.部分的に掃除する


掃除をするといっても、一度に全部やる必要はありません。

家の中を隅々まできれいにしようとすれば気分転換の域を超えますし、何より最初の一歩を踏み出すのがとても億劫になります。

車でもそうですが、最初に走り出す時が一番エネルギーを使います。
一度走り出してしまえば、あとは惰性で進んでゆくものです。

はるか先に目標を立てるよりも、手が届きそうなところにゴールを設定すれば、使うエネルギーは少なくて済みます。

じゃあどこから手を付けようか・・・
と考えた時にオススメなのが、水回りです。

台所、トイレ、お風呂ですね。

一見めんどくさくて取っ付きにくそうな場所ですが、一度手を濡らしてしまえば意外と気になりません。

一番面倒くさそうなところを先にやってしまう事で、それ以外の場所の掃除のハードルがグッと下がります。

そして、水回りは毎日使う場所です。しかも、直接肌が触れます。そこが綺麗になれば、気持ちもすっきりするでしょう。

こんな感じで一箇所の掃除を終えたら、次の場所は来週末にでもやろうかな・・・くらいでいいと思います。


4.午前中に掃除する


休みの日であれば、少し早く起きて午前中に掃除を済ませてしまいましょう。

単純作業は朝の方が向いていますし、多少ドタバタしても午前中であればご近所さんも理解してくれるでしょう。

午後に掃除をしてしまうと、終わった頃には日が傾き、軽い疲労感もあって、なんだか掃除で休みがつぶれてしまったという感覚になります。

しかも明日は休み明けで仕事がある・・・

逆に憂鬱になっちゃいますね。

日曜日の夕方に憂鬱な気持ちになることを『サザエさん症候群』というらしいですが、それを回避するためにも早いうちに終わらせてしまいましょう。

部屋がきれいになったら外に買い物に出てみるのもいいですし、昼下がりの小一時間に昼寝をするのもいいでしょう。


5.余裕があれば、職場の掃除もしてみよう


自分の家の事で精いっぱいという人もいるでしょうが、職場も自宅と同じくらい長く過ごす場所ですよね。

職場の掃除をすることで、仕事への向き合い方も変わるはずです。

掃除と言ってもなんてことない、ちょっとの掃除でいいんです。

玄関先をほうきで履いてみるとか、机の上を片付ける程度でいいんです。

掃除は清掃会社に頼んでいるという場合でも、少し自分で手をかけてあげると、場に愛着がわくものです。

別に褒められようとしてやるわけでもなし。
完全に自己満足だと思ってやってみましょう。




最後に・・・


掃除に限らず、家事は一度完璧にやっても終わりではありません。

気が向いたときに、気が向いたところを遊び感覚で掃除してみましょう。

気負うことはありません。

終わってみれば、意外と掃除っていいものですよ。